包装の簡便性と快適性を考える

食の簡便化が大きく発展したのは、1957年ごろの即席めんや即席ジュースの登場、1967年頃の冷凍食品やレトルト食品の登場、1987年頃の電子レンジ食品といった3回の時期であり、包装がこれらのニーズを支えたといえます。包装の簡便性というのは、物品を保存、輸送、販売、利用する際に持ちやすくする、小口に分配したり、組み合わせたりする、識別を容易にして商品の混同を防止する、販売を促進するというのがあります。包装の使われ方による分類とは、業務用包装といって大量使用の企業や店舗を対象としたもにで、樽詰め生ビールや18リットル缶入り食用油などです。パルク包装というのは、特定ルートを大量輸送する場合で、ドラム缶や歴史ブルコンテナなどえす。ギフト包装というのは、歳暮、中元などの贈答用のセット包装です。ポーションパックというのは、最小使用単位の包装で、弁当の醤油、カップ一杯用のコーヒークリームなどです。包装の快適性というのは、包装にとって重要な機能のひとつです。消費者の情感に訴えるもので、好意的に感じてもらえるものを加える機能です。たとえば、包装の表面にひと目をひく色彩やデザインを施して販売促進の効果をもたせるというのも快適性です。商品に高級感をもたせることもできますし、中身を美しく見せる工夫や包装の透明性の機能も快適性になります。また包材が廃棄されるときに処理しやすいようにするのも、快適性です。3Rの工夫がなされたものなどです。また、食品では、より美味しそうに見せる包装デザインを考えたりします。商品の名称、原材料、製造所名、容量、賞味期限や添加物、栄養成分、カロリー、商品の使い方などを表示するのも快適性です。